緊張感を持って稽古すること
約束組手などの稽古は寸止めで行うと思います。
そうすると相手の攻撃は寸止めなので、ついつい気を抜いて稽古してしまいがちです。しかし、実際に殴られるのではないかという緊張感を持って稽古しないと意味がないように思います。
当てられないとわかっている時は、相手の攻撃を受けれるのかもしれません。しかし、実際に当てられるのではないかという恐怖感を持ちながら、相手の攻撃を受けるのは、身体が逃げてしまってなかなか難しいはずです。
そうなると実戦では全く使えない技を身に付けていることになります。そのため何年稽古を行っても意味のないものとなってしまいます。
私自身も緊張感を持って稽古をすることは難しいことだとわかっております。しかし、できるだけ心掛けております。