先生の教えを素直に聞けるかどうか
空手以外でも同じようなことがあると思いますが、指導者(先生)の言う事を聞かない人がいますよね。
空手を習いに来ているにもかかわらず、ボクシングやキックボクシングのテクニックを取り入れてみたり、自分なりに工夫した我流のテクニックを取り入れてみたり、先生がこうしたほうが良いよというアドバイスを無視したりする人がいると思います。
しかし、このような人は物事を学ぶ姿勢ができていないと私は思います。まず、学ぶ姿勢を変えるべきです。
自分で工夫したものを取り入れて努力するよりも、これまで600年ほど蓄積された空手の伝統ある技術の方が優れているのは当然です。
もうひとつは、おそらく先生の空手歴はあなたよりも長いはずです。その先生が言うことは現時点では理解できないような稽古方法であっても、それは遠回りのようで近道になるはずです。
もしも他の流派の経験があろうとも、それは捨てて今の先生の言うことを聞く事。
それができないのであれば、その現在の道場にいる意味がないと思います。
先生の言われることを素直に実践することは簡単そうなことようで、なかなかできている人って少ないのではないでしょうか?